2013年09月08日
ATF圧送循環交換
このミラは、トランスミッションの種類が ATタイプ と CVTタイプ があり適応フルードも違います。
ミラバンの場合はATタイプでラジエターの下にAT オイルクーラーが一体式で組み込まれており
ATフルードを冷却する仕組みになっています。メンテナンスが悪いとオイルクーラーに コンタミ
と呼ばれるトランスミッション特有の汚れが付着してATに悪影響です

AT オイルクーラー清掃も実施します。

ATFの新油と車両側の現在のATFの比較です。 かなり。。。汚れています。。。配送業使用
なので頻繁に、GO STOP の繰り返しが多い、乗り方ではATFは劣化しやすいですね。
やはり、オイルクーラーの清掃は必要ですね

オイルクーラーホースを取外してATFチェンジャーアダプターを取付ます

ATFチェンジャーで圧送循環交換します。 古いフルードを抜きつつ、新油をミッション内に圧送
しながら交換出来るので、ミッション内のATFがキレイになります

交換中はATをシフトチェンジしながら、隅々まで入れ替わるように作業します。
ATフルードはミッション特性に適合した上質の油脂の選択をお願いします。
使用条件でATフルードの劣化度合い(汚れ)は違ってきますので、当然、ATフルードの交換量も
多く必要になります。キチンと交換しないと、意味がありません。
交換後、ATオイルクーラーを特殊な薬剤で洗浄します。 その名も。。。
トランスフラッシュ ありきたりな商品名ですが老舗メーカーでヒット商品です

ATオイルクーラーの洗浄剤は私が知る限り、これしか知りません ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )
これをやる事で、ATFの冷却効率の改善と劣化防止!AT ミッションの故障防止ですね。
ATフルードの性能を最大限に引き出せます。
あとはエアブローして、組付けてロードテストしAT油温が規定値になったところで、油量調整です。
微調整して交換後、スムーズな変速でシフトショックも軽減し走り出しが軽くなりました

知ってましたか? ATF交換で燃費・走りが改善できることを

ATフルード 及び CVTフルード は専門店での交換をお勧めします。
20,000㌔~30,000㌔毎 の交換を推奨しております。なお、汚れ具合、ミッションの状態等で
ミッション・オイルパン内部の洗浄及びATストレーナーの交換も行います

作業には事前点検と部品交換等がございますので、事前に
お電話 ・ メール ・ ご来店 での予約が必要になります m(__)m
http://www.jin-no.com
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