2013年08月18日
エコカーバッテリー
最近のエコカーに搭載されている「充電制御システム(省燃費技術)」には「充電回復性能
(充電受入性)」が強化されたカーバッテリーが必要です。
「充電制御システム」とは?
バッテリーの充電状態を車載のコンピュターで常に管理し、無駄な充電をさせないことで
発電によるエンジンの負担を軽減する燃費向上技術です。
一昔前の車はエンジンをかけると常に充電してバッテリーに電気を送り続けていました。
なぜ、「充電回復性能(充電受入性)」の高いバッテリーが必要か?
車両の省燃費性能の維持・向上です。充電回復性能の高いバッテリーは急速に充電を回復する
ことで発電時間を短縮しエンジンの負担を軽減することで、省燃費性能の向上をはかります。
さらに、バッテリーの寿命の維持・向上です。
バッテリーは充電不足の状態で使用すると劣化が促進されます。充電回復性能が高いバッテリー
は急速に充電が回復されるので充電不足を軽減しバッテリーの充電状態を良好に保つことで
バッテリーの寿命、性能を維持します。
補足。
アイドリングストップ付き車・ハイブリット車は専用のバッテリーが必要です。
よくバッテリーの寿命を聞かれますが、一般的には3年前後です。車種・使用状況・バッテリー性能
などでかわります。補充電、点検をし不良・劣化していれば早目の交換をお勧めします。
3年以上使用したバッテリーは朝はエンジンかかったのに出先の駐車場で始動しないという突然死
が稀にありますので注意が必要です。
http://www.jin-no.com
陣野自動車ホームページです (-_☆)
2013年07月01日
油脂類の交換時期
お客様からの問い合わせでよく、エンジンオイル交換はいつすればいいの?冷却液は?
ATフルード交換及びCVTフルード交換はいつがいいのか?ブレーキフルードは?
お車のメンテナンスノート・保証書・点検記録簿等の中でうたってます。
某カーメーカーからの抜粋ですが、<厳しい使われ方の条件>シビアコンディションともいいます。
条件目安:走行距離の約30%以上)
A 悪路(凸凹路、砂利路、雪道、未装路)
B 走行距離が多い(目安:20,000㌔以上/1年)
C 山道、登り下り坂道(ブレーキを踏む回数が多い)
D 短距離走行の繰り返し(8キロ以下/1回走行)
F 低速、高負荷運転(渋滞、駐停車時長期アイドリング 車中泊 コンビニなど)
で「走行キロごとの整備(OOkm)」と「交換時期(年)」そのどちらか早い方で交換します。
1つでも該当すれば厳しい使われ方=シビアコンディションになります。
長崎ではCが該当する方が多いのでは。。。
ちなみに、個人的見解はAT・CVT共に2~3年毎/2万㌔~3万㌔です。
なぜなら、汚れているからです。。。しかも、AT・CVTの場合はフルードを全容量近く抜き取れ
ません。エンジンオイルの交換方法と違いミッション内部に全容量の1/2~1/3程度残ってます。
燃費・故障等考えれば交換をお勧めします。