2017年07月08日
エンジンストール
11万キロのAT車アリストのエンジン不調、時々エンストで入庫しました。
不具合の再現が難しい。。。 しかも、、、
整備個所が満載の車両ですので、1つ1つ原因を潰していきます。
他社でバッテリー、エアクリーナー、エンジンオイルは交換してありましたので
まずは、スロットルバルブ廻りの清掃です。ヘッドカバーのオイル漏れもあり
スパークプラグホールにエンジンオイルが溜まっていました。これが原因?
ヘッドカバーパッキン、スパークプラグを交換し良好と思いきや。。。
エンスト。。。
各センサー類を点検、測定、オシロスコープ波形で確認するも正常。
困ったチャンで、時々エンジンストール。。。不具合再現は完全暖気後に
起きやすい事がわかり、クランクポジションセンサーを交換して試運転。
しかし、あえなく玉砕! 点検しているうちに、故障コードがいくつか出て
きましたが、VVT系統で異常が。。。
まさか、VVTの不具合?
と思いきや、よくよく調べていくと、OCVの作動不良でした。
ビミョウな作動不良なので、原因特定までに時間がかかりました。
洗浄しても、改善できなかったので新品交換しました。
今回も言えることですが、エンジンオイルは良質な製品を使用しかつ、定期的に交換しないと
予防整備の意味がありませんね。
Posted by 1061 at 13:01│Comments(0)
│車検・整備